当記事のカテゴリーは「コラーゲンの口コミ」ですので、運営しているコラーゲン専門店に寄せられた生の声や1,000名以上のアンケート結果など、そして一般的に多いQ&Aサイトなどでの口コミを採り上げながらコメントしています。
また、コラーゲンそのものやコラーゲンサプリメントやドリンク、コラーゲンの効果や通販の仕組みなども解説していますが、ことあるごとに間違った情報や勘違いについて細かく説明を続けています。
特に最近になって、広告収入を得るための情報サイト(アフィリエイトサイト)が急増しており、その中には根本的に間違った情報が平気で書かれていたりもします。
そこで、今回はコラーゲンの様々な口コミや情報の中から、改めて間違った情報をピックアップしてみました。
コラーゲンは40代で60%にまで減少
何度か掲載していますが、このグラフです。
さすがに、コラーゲン製品を扱うプロの説明では少なくなりましたが、有名なQ&Aサイトでの情報やアフィリエイトサイトなどでは「コラーゲンは40代で60%にまで減少」と堂々と説明している記事が多くあります。
身体のタンパク質の約30%も占めるコラーゲンの量が4割も減少したら大変なことです。
これは「正常なコラーゲン」のことで、約40%は劣化したコラーゲンになっていくというデータなのです。
コラーゲンの総量自体も減少しますが、およそ10%程度だということがわかっています。
サプリメントでコラーゲンを補給
前項とのつながりになりますが、
という情報もまだまだ多いようです。
コラーゲンサプリメントが売れ始めたころは、販売者側が揃って訴えた宣伝文句でした。
そして、多くの消費者がそれを信じたわけです。
しかし、コラーゲンはタンパク質ですからサプリメントに使われているゼラチンやコラーゲンペプチドはアミノ酸やペプチドに消化され吸収されますが、特異的に身体のコラーゲンに再生されるわけではないのです。
この間違いを指摘されて「コラーゲンサプリメントは効果ない」と学者や専門家なども多くコメントすることとなりました。
コラーゲンサプリメントを摂取してもコラーゲンの補給にはほとんどならないのです。
魚由来のコラーゲンの方が良い
コラーゲンには豚由来や牛由来、そして魚由来や鶏由来などがありますが、由来原料の違いによる健康成分としての優劣はないと考えています。
現在のコラーゲンサプリメントやドリンクなどに使われているのはほとんど「コラーゲンペプチド」です。
原材料を酸やアルカリ処理によってゼラチンを抽出濾過し、酵素によってコラーゲンペプチドに低分子化して精製するまでに原料由来の不純物は徹底的に除去されます。
そんなコラーゲンペプチドに残る由来原料による違いはアミノ酸組成にほぼ絞られてくるのです。
その違いは主にコラーゲン特有のアミノ酸であるヒドロキシプロリンの含有率で、含有率の低い魚由来の方が豚由来よりもアミノ酸に消化されやすいという結果にはなります。
しかし、アミノ酸に消化されやすいことが優劣の要因にはならないと考えています。
以上、コラーゲンの間違った情報についてピックアップし解説しましたが、まだまだありますので、また別の機会にお知らせします。
では、また^^