コラーゲンのドリンクは、コラーゲンの含有量も多く手軽に飲むことができておすすめです。
これが粉末や顆粒だと、何かに溶かさないと飲むことが困難ですから、手間がかかり面倒ですし、溶かすものによっては不味くて飲みづらくなることもあります。
また、タブレットやカプセルだと、一般的に言われている5g以上のコラーゲンを摂るには、商品に書かれている目安量の5倍前後飲む必要があり、はっきり言って苦痛です。
このように、コラーゲンドリンクはコラーゲン摂取には最適なのですが、ひとつだけデメリットと言えることがあります。
それは、「コラーゲンドリンクは高額」だということですね。
もちろん、液体ですから水溶性の美容成分などを添加しやすく、コラーゲンペプチドも一般的に10g(10,000㎎)前後配合されていますから、粉末などより原料の原価が若干高いものが多いことは確かです。
しかし、コラーゲンドリンクが高額になるのは、その形態そのものに大きな原因があります。
加工賃と包材・化粧箱
実際には、先ほど説明しましたように粉末では1日5gが目安量で1カ月分を製品として販売しているものが多く、ドリンクは2倍の10gを1本に配合しているものが多いですから、単純にコラーゲンペプチドだけで2倍のコストです。
そこで、粉末もドリンクも同じ量の原料として、その原価構成のイメージを作ってみました。
原料と加工、包材と化粧箱などの製品原価以外は、広告宣伝費や物流費、営業経費と営業利益を製品原価に対して同率で「利益・広告宣伝費等」としてひとまとめにしています。
主原料のコラーゲンペプチドや添加成分が同じだとしても、販売価格はこれだけ違うのです。
大雑把に言って、約2倍になります。
見て分かるように、違いは「加工賃」と「包材・化粧箱」の原価です。
加工では、まずコラーゲンペプチドや添加成分を調合し、精製水を加えて液体にし、そして遮光瓶に充填してスクリューキャップで栓をし、殺菌工程を経て1本1本に綺麗なラベルが貼られます。
粉末のサプリメントの加工に比べると工程も多く加工賃は高額となります。
さらに、粉末ですと1カ月分がひとつの缶やアルミパックに入っている場合が多いですが、コラーゲンドリンクは1回分を1本の遮光瓶に充填するわけですから、包材のコストはドリンクの方がはるかに高くなります。
そして、1本ずつばら売りするわけにはいきませんから、10本程度を洒落たデザインの化粧箱に入れて販売するため、その分のコストも上乗せとなります。
と言われそうですが、コラーゲンドリンクが高額な理由を改めて解説してみました。
しかし、実際にはコラーゲンペプチドの配合量も多く、添加成分も充実していて飲みやすいコラーゲンドリンクは、価格さえ気にならなければ最もおすすめのコラーゲンサプリメントです。
では、また^^