コラーゲン ドリンク
コラーゲン ドリンク

コラーゲンドリンクは、コラーゲンペプチドの配合量も多くお手軽ですし、おすすめです。

しかし、どうしても価格は高くお財布には厳しいですよね。

中には、わざわざ販売価格を高くして、それなりに高級感のあるパッケージやネーミングで富裕層をターゲットとしている商品もあります。

配合成分をプロの目で見ると、一般的な価格帯のものとさして変わりないものもあったりします。

また、とにかく「コラーゲンペプチドの配合量で勝負!」と1本50mlに20g(20000㎎)も配合したものまであります。

平均的なコラーゲンドリンクでの配合量は5g(5000㎎)~10g(10000㎎)ですね。

コラーゲンドリンクの選び方

サプリメント全般の選び方にも共通しますが「有名メーカーのものを買う。」・・・

何と芸の無い話ですが、あまりゴチャゴチャ考えるのが面倒であれば、この一言です。

しかし、ネットで調べていると様々な「良さそうな」商品があり、とても気を引く広告ページに行き着いたりしますよね。

そこで、そんな気を引く魅力的な広告ページの、冷めた見方をいくつかお伝えしましょう。

法定表示の有無

サプリメントは加工食品として法律で定められた表示事項がありますが、「製品のパッケージに必要な表示事項」なので、チラシやネットの広告ではまだ曖昧なんですね。

しかし、消費者が商品を購入するのに必要な情報だからこそ法律で定められているわけですから、ネットでも広告に以下の法定表示をしている商品を選びましょう。

<法令で定められた主な表示事項>

表示事項
必須
関係法令
備考
名称 食・J 一般名称(商品名ではない)
原材料名 原則として使用したすべての原材料を記載
食品添加物以外の原材料と食品添加物に区分して記載
原材料に占める重量の割合の多い順に記載
使用した添加物名 食・J 使用している場合は必須
内容量 J・計量法 内容重量、体積又は数量をグラム、ミリリットル又は個数など、単位を明記し、総量を記載
賞味期限
(消費期限)
食・J 賞味期限は未開封で表示されている保存方法で保存したときに、美味しく食べられる期限
消費期限は未開封で表示されている保存方法で保存したときに、食べても安全な期限
保存方法 食・J
原産国名 輸入品の場合は必須
食品について最後に実質的な変更をもたらす行為が行われた国を記載
製造者(販売者)
(名称及び所在地)
食・J 輸入品の場合は輸入者を記載
販売者と表示するときは製造所固有記号を併記
製造所固有記号 製造所所在地の表示を省略する場合は必須
アレルギー物質
(特定原材料)を
含む食品の表示
原材料に特定原材料を含む場合は必須
遺伝子組換え食品
の表示
食・J 原材料に遺伝子組換え食品を含む場合は必須
有機食品等の表示 有機JAS規格の格付けを受けている場合に表示可能
栄養成分に関する
表示
栄養成分に関する表示をするときは栄養表示基準に従った表示が必要
食⇒「食品衛生法」J⇒「JAS法」健⇒「健康増進法」
※必須としてある表示事項についても省略可能な場合があります。

最後の「栄養成分表示」は必須ではありませんが、「低カロリー」とか「脂質ゼロ」など栄養に関連した情報の表示がある場合は必須となりますし、信頼できる会社は必ず表示していると考えてよいでしょう。

成分配合量表示

製品の容量は必須事項ですが、成分ごとの配合量は必須ではないのです。

しかし、コラーゲンドリンクで言えば「コラーゲンペプチドの配合量」の表示がないことは考えられません。

でも、コラーゲンドリンクでも配合量の表示がない場合や、1本ではなく10本分だったりという場合もまれにありますので注意してくださいね。

信頼できる製品や会社は、主要成分の配合量を正しく表示しています。

コラーゲン配合量の確認方法

コラーゲンドリンクでは見たことはないのですが、コラーゲンサプリメントでときどき目にすることがあります。

コラーゲンはタンパク質ですから、栄養成分表示ではタンパク質の欄にその含有量が表示してあります。(配合量と含有量は違いますが、その説明は別項に譲ります。)

例えば、1本50mlのドリンクに「コラーゲン5000mg配合」と広告表示してあるにもかかわらず、栄養成分のタンパク質が50mlに換算して4.2gだったとするとおかしいわけです。

ただ、ドリンクの比重は1.1~1.2前後になりますので、表示が「100g当たり」となっていれば4.8g前後ぐらいだと間違いではないでしょう。(50mlで55~60gとなるため)

やはり、親切でわかりやすい表示をする会社の方が信頼できますから、こんな場合は「1本(50ml)当たり」で栄養表示してあると良いですよね。

コラーゲンドリンクの選び方のポイントは、まだいくつかありますが、続きはまた次項に・・・