コラーゲン通販の流通

前回の記事「コラーゲン 通販」では、コラーゲンに限らずサプリメントは誰でも販売できるということを説明しました。

そして、販売形態には大きく分けて「店舗販売」「通信販売(通販)」「訪問販売」があり、またそれぞれが様々な形態に細分されています。

サプリメントの販売形態の分類

まずは、サプリメントの販売形態についてどんなものがあるのか以下に列記してみました。

  • 店舗販売
    • 百貨店
    • 催事販売
    • スーパーマーケット
    • ドラッグストア
    • ホームセンター
    • 薬局薬店
    • コンビニエンスストアー
    • 専門店
    • ディスカウントストア―
  • 通信販売
    • インターネット販売
    • テレビショッピング
    • カタログ販売
    • 広告販売
  • 訪問販売
    • 専業訪問販売
    • 配置薬販売
  • システム販売
  • SF商法(催眠商法)

改めて列記すると、こんなに種類があることにおどろきますよね。

システム販売は、親→子→孫と階層的にマージンを取りながら販売網を広げる販売方法で、現在でも多くのサプリメントが流通しています。

SF商法は「催眠商法」のことで、参加者の気分を高揚させるため無料配布物を配りながら購買意欲を煽って商品を販売する方法です。

通信販売は、最近の大手通販会社では、インターネット・テレビ・カタログ・広告を同時進行する会社も増えているようです。

コラーゲン通販の流通

さて、コラーゲンの通販ではどのような流通となっているのでしょうか?

原材料から消費者までの流れはいくつかの種類がありますので解説します。

基本的な流通

  1. 原材料生産者(コラーゲンであれば食肉や水産物の加工会社)
  2. 商社(海外産の場合商社が入ることが多い)
  3. 原料メーカー(コラーゲンペプチドやグルコサミンなど多種多様)
  4. 原料商社(受託製造会社が兼ねる場合もあり)
  5. 製品受託製造会社(製品メーカーが自社工場というのは極一部)← 包材メーカー
  6. 製品メーカー(パッケージに「販売者」と表示)
  7. 卸会社(問屋)
  8. 販売会社(小売店)
  9. 消費者

いかがでしょう?

コラーゲン通販の流通も、改め列記すると、こんなにあるんだと驚きますよね。

そして、それぞれに利益が必要なんです。

メーカー直販

「メーカー直販」というのは上の7.と8.を除いた流通で、主に「通販」で多い販売方法で中間マージンが無い分販売価格は安くなりそうですが、広告宣伝費などの集客コストをふんだんに使うためか、販売価格にはそれほど反映されていないのでは?と感じています。

というのも、製品メーカーは他の色々な商品を小売店に流通させているわけですから、類似商品があれば特にそんなに価格差を出せないのです。

ドロップシッピング

最近では「ドロップシッピング」という販売方法も増えています。

8.の小売店が在庫を持たずにインターネットで販売する方法が「ドロップシッピング」で、商品の発送も自社ではせずに供給元が発送まで請け負います。

6.の製品メーカーや7.の卸会社が主にドロップシッピングの供給元になりますが、8.の小売店でも規模の大きい会社が他の小売店にドロップシッピングとして商品供給する場合もあります。

在庫や運営固定費のリスクがないため、利益が数%でもとにかく商品数を増やしていけばその分利益額のボリュームは増える販売方法で、前項で説明した「資金運用的な販売方法」です。

しかし、ドロップシッピングでは最安競争になりやすく、ナショナルブランド商品でも値崩れが起こる場合があり、警戒するメーカーが多いようです。

アフィリエイト

この「アフィリエイトも」最近非常に増えた販売方法です。

広告代行みたいなもので、誰でもできます。

自分のブログやサイトに商品の広告を掲載し、そこから8.の小売店や6.の製品メーカーの販売ページに誘導し、売れたら一定のマージンを受け取るという流通です。

とにかく何が何でも販売ページに誘導することが目的という記事も多く、その商品情報や関連情報が間違った内容や誇張し過ぎなどの場合もあり、注意が必要です。