コラーゲンを取りすぎ

コラーゲンは過剰に摂りすぎた場合、人体に影響はあるのか知っていますか?

当サイト「コラーゲン Labo.com」は、コラーゲン専門店シーエスストアーが情報サイトとして運営していますが、ショップではお客様から様々なご質問があります。
その中で多い質問のひとつが「コラーゲンは1日どれくらい摂ればいいの?」というもので、「1日5gから10gをおすすめします。」と答えるわけですが、<

その流れでよく「コラーゲンを取りすぎても大丈夫?」と質問されます。

結論から言いますと、健康であればコラーゲンは、取りすぎても大丈夫です。

コラーゲンに限らずサプリメント全般に、機能性を示唆するものが増えてきており「摂りすぎても大丈夫?」と不安に思う方が多くなっています。

サプリメントの原料として長く流通しているものはあくまでも食品です。ですので、よほどの量でない限り健康に問題はありません。コラーゲンは、食経験の非常に長い栄養素ですから、健康な方であれば摂りすぎても問題はありません。

コラーゲンの推奨1日摂取量

コラーゲンの1日の摂取量の目安は、「1日5g~10g」と言われています。1日の摂取目安をクリアすることで、美容や健康サポートなどの効果が期待できます。

一般的に日本人は、1日平均で1.9gのコラーゲン(ゼラチン)を食事から摂取していると言われています。食事からでも、意識すれば1日5gのコラーゲンを摂取することはできます。

コラーゲンの摂取方法

コラーゲンを摂る手段は、「食事」と「サプリメント」があります。

一般的に、食事やサプリメントでのコラーゲンの摂り過ぎについては、コラーゲンは肉や魚に含まれるタンパク質の一種ですから、大昔から食べ続けている食経験の長い栄養素です。

ですから、健康であればコラーゲンは取り過ぎても大丈夫です。少々摂りすぎても健康にはまず問題はありません。

健康な方であればコラーゲンを摂りすぎても大丈夫なのですが…食事にせよサプリメントにせよ、それぞれに注意点や例外がありますので、本記事で詳しく解説していきます。

食事でのコラーゲン摂取

フカヒレ姿煮

食事から、1日5gのコラーゲンを摂取するには、牛すじで約100g、手羽先で約335g、アジの開きで約500gとなるため、毎日食品から摂ることは難しいです。お財布にもカロリー摂取にも厳しいですよね。

また、食事由来のコラーゲンは分子が大きいため、消化吸収されにくいと言われています。 コラーゲンを食べたけど効果がなかった…という感想を持ってしまうのはそれが原因かもしれません。

このようなことから、食事でコラーゲンの摂り過ぎということは、結果的にまずないと考えられます。

サプリメントでのコラーゲン摂取

 

サプリメントでのコラーゲン摂取コラーゲン(コラーゲンペプチド)を配合したサプリメントには、「粉末、顆粒、タブレット、カプセル、ドリンク、ゼリー」などがあります。サプリメントでコラーゲンを摂取する場合、注意しすべき点があります。

サプリメント内にコラーゲンとして使用されているのは、ゼラチンを低分子化したコラーゲンペプチドです。

サプリメントのコラーゲンは、低分子化しているのため私たちが日ごろ食事から摂取しているものと性質が違うのではないか?と思われる方もいます。しかし、肉や魚を料理したものを食べた場合も、消化されて低分子化されたものを吸収しているので基本的に成分は同じです。

また、サプリメント原料では一度に大量に摂取した場合や、多量を長期間摂取した場合の、試験を行っているものが多くコラーゲンペプチドでも各社行っています。危険とされている量は体重1kgあたり数100gとなっており、人に換算すればコラーゲンペプチドを一度に10kg以上食べると危険ということです。

1度に10㎏も摂取できる方はいませんので、安全であると言えるでしょう。また、手軽に摂取でき、吸収率も高いと言われているのでサプリメントでコラーゲンを摂取することがオススメです。

コラーゲンサプリメントの摂取時間

結論として、コラーゲンサプリの摂取時間はいつでも構いません。コラーゲンの1日の摂取量の目安は、「1日5g~10g」と言われています。ですので、1度に5g~10g摂取するのではなく数回に分けて摂取することがオススメです。

数回に分けることで、コラーゲンが枯渇することなくいつも潤った状態をキープすることができるからです。また、夜10時~2時は成長ホルモンがコラーゲンの合成を促進することが期待されているため、夜10時~2時の1時間前に摂取してから就寝することもオススメです。

数回に分けて、1日5g~10gを毎日継続して摂取することが1番効果が期待できます。

コラーゲンとアレルギー

コラーゲン摂取について例外があります。それは、ゼラチンやタンパク質アレルギーの方です。

ゼラチンにアレルギーがある方の多くは、コラーゲンサプリメントを摂取するとアレルギーを発症すると認識されており手を出されないと思います。しかし、タンパク質全般にアレルギーのある方でも、コラーゲンペプチドがタンパク質だと知らずに食べてアレルギーが発症してしまうという危険性もあります。

コラーゲンはタンパク質ですから、タンパク質アレルギーの方は絶対に摂取しないでください。

コラーゲンサプリメントは添加成分に注意!

コラーゲン ドリンク

ドリンクやゼリーでコラーゲンを摂取する場合、その味や付加成分を差別化する必要性が大きく、味を決めるフレーバーや美容成分などに注意が必要です。特に、カロリーを低く抑えて美味しくするためには、どうしても人工甘味料や香料を使わざるを得なくなるのです。

国内で流通している人工甘味料や香料は、安全性が高いですが国外では一定量以上長期継続すると健康リスクがあるとされているものもあります。コラーゲンサプリメントやドリンクでニキビや吹き出物が出たなどという声がありますが、原因はコラーゲンではなく添加成分の可能性が大きいと考えられます。

コラーゲンは摂りすぎても大丈夫ですが、添加成分の多いサプリメントには注意が必要です。

コラーゲンとタンパク質制限

タンパク質制限を受けている方は、コラーゲンを摂取する方で気をつけなければいけません。なぜなら、コラーゲンはタンパクの一種だからです。タンパク質の摂取制限が必要な方は、コラーゲンサプリメントもタンパク質に加算して摂取しなければいけません。

逆に、タンパク質の摂取量が少なくなってしまうと、栄養失調などに陥ってしまう場合もあります。必要なタンパク質量を下回った状態が続くと、脂肪や筋肉、血液がエネルギーとして使われます

タンパク質と腎臓負担

腎臓疾患などがある方も、タンパク質の摂取制限が必要な場合があります。

私達が生きるために使用しているエネルギーは、たんぱく質・炭水化物・脂質の3つです。この3つのエネルギーを使って生活しています。私たちの体内でこれらのエネルギーを使用すると二酸化炭素と水が発生します。しかし、タンパク質はさらに尿素窒素などの毒素を発生します。

この毒素を尿と一緒に排泄するのが腎臓の役割です。毒素の元となるタンパク質を減らすことで、腎臓の負担が減り、腎機能の低下を軽減することができるのです。ですので、腎臓疾患などがある方は、コラーゲンの摂取量には気をつけてください。