コラーゲンの効果の口コミ(1)

当サイト「コラーゲン Labo.com」では、主にサプリメントやドリンクなどの食べるコラーゲンに焦点を当てています。

コスメでのコラーゲンであれば、「保湿」という意味でコラーゲンは効果があります。

しかし、サプリメント「いわゆる健康食品」というジャンルでは、効果を謳って販売すると薬事法違反や景表法違反などに該当し違法なんですね。

とはいえ、当サイトをご覧になる方々の多くが「コラーゲン 効果」で訪問されることになることを考えると、プロとしては避けて通れないテーマです。

ということで、法に触れないように注意しながら「コラーゲンの効果」について、客観的に解説していきます。

コラーゲンは効果なし

コラーゲンの効果を解説すると言いながら、いきなり「コラーゲンは効果なし」です。

というのも、科学的根拠(エビデンス)という視点から見ると「効果なし」なんですね。

科学的根拠(エビデンス)とは?

一般的に「科学的根拠(エビデンス)」と定義される情報は、

この2つの条件を満たしている情報を言います。

一部の研究者や機関、コラーゲンの原料メーカーやコラーゲンサプリメントやドリンクを発売するメーカーなどが、肌や関節、骨や血管など様々な効果についての学会発表や学術論文発表をしていますが、2番目の「多くの科学者によって再現性の確認や多角的な評価がなされている。」という点で、まだまだなのです。

ただ、2015年度から機能性表示制度が施行され、大手コラーゲンメーカーがこれまでに一定以上のレベルの学会で査読を通過した論文をエビデンスとして、効果を積極的に伝える傾向となっていますし、Ⅱ型コラーゲンでは機能性表示をするコラーゲンサプリメントも登場してきました。

今後、客観的立場の研究機関での再現性や多角的な評価が増え、コラーゲンペプチドの推測されている様々な効果が広く認められてくることを期待しています。

コラーゲン効果なしの勘違い

学術論文も出てはいるものの、その数や再現性、試験の設計や精度の評価、引用数や多角的な評価が不足しているために今のところ科学的には「効果アリ」と言えませんが、「効果ナシ」とする根拠の中には決して科学的ではなく勘違いされていることも多々あります。

コラーゲンはアミノ酸として吸収される

Q&Aサイトなどでよく目にする勘違いです。

コラーゲンはタンパク質だから、食べてもアミノ酸に消化れて吸収されるので他のタンパク質と変わりなく、コラーゲンを食べたからと言ってコラーゲンの補給にはならない。
「髪の毛を食べて、髪の毛が増えますか?」・・・

確かに、実験では純粋なタンパク質にペプシンなどのタンパク質消化酵素を加えると全てアミノ酸に分解される場合もありますが、食べ物としてたんぱく質を摂取しても、全てが実験のように完璧に消化されるわけではありません。

消化されずに高分子のタンパク質のまま小腸・大腸を通り排泄される部分もありますし、アミノ酸にまでは消化されず、いくつかのアミノ酸が繋がったままの「ペプチド」として血中に吸収される部分もあることがわかっています。

効果のエビデンスではありませんが、コラーゲン特有のアミノ酸である「ヒドロキシプロリン」と「グリシン」、「ヒドロキシプロリン」と「プロリン」がつながったペプチドは、人間の消化酵素ではほとんど消化されず、ペプチドのまま腸管からかなりの比率で吸収されます。

タンパク質⇒消化⇒アミノ酸、というのは学校で習っていますから、「全て」と勘違いしてしまうんですね。

コラーゲンの特殊なアミノ酸組成

「コラーゲンは他のタンパク質と同じく・・・云々」

これも、微妙に正しくないんですね。

「コラーゲンとは」で解説していますが、コラーゲンと肉や魚など他のタンパク質とでは、構成するアミノ酸の種類と構成比がかなり違うのです。

コラーゲンのアミノ酸組成

例えば、Ⅰ型コラーゲンは20種類のアミノ酸で構成されていますが、そのアミノ酸組成はグリシン(Gly)が約1/3を占め、プロリン(Pro)とヒドロキシプロリン(Hypro)を合わせて21%前後で、この3つのアミノ酸で半分以上というかなり偏った構成です。

しかも、20種類のアミノ酸の中の「ヒドロキシプロリン」「ヒドロキシリジン」は、他のタンパク質には無いアミノ酸なんですね。

実は、前記のような「ペプチドでの吸収」「特殊なアミノ酸組成」が、学術論文などでの効果アリとする根拠にもなっていますが、詳細はまた別の項で解説します。

実践者の声

私はもう10年以上コラーゲン製品の開発から販売までを生業のひとつとしています。

製品の開発では、簡便な方法でしたがヒトでの試験に参加した経験もあります。

また、多数のお客様に販売を継続していますから、様々な生のご意見を聞いています。

具体的な部分はご想像がつくでしょうが、「効果を実感している。」という声が圧倒的に多いというのが現実です。

また、半年や1年以上継続したにもかかわらず途中でやめた方々からは「コラーゲン摂取をやめて初めて効果がわかった。」という声も多いのです。

実感ナシとアリとの違い

科学的な統計ではありませんので、あくまでも私の経験上のことです。

実感ナシの方々の特徴

最も多いのが1.のタイプだと感じています。

これには、製品メーカーや販売会社の過剰な宣伝に大きな責任があると考えます。

多くの宣伝が、ほぼ薬事法違反ギリギリで「すぐにお肌がプルプル」と間違ったイメージを誘導しています。

しかし、実際にはそんな方をあまり見たことはありません。

「あまり」とは、たまにそういう声を聞きますが、思い込みのような気がします。

2.は当然と言えば当然で、もともと肌年齢が若いわけですから、特に短期間での実感はほとんどないはずです。

3.は1.のタイプの人と重複するようですが、簡単に言えばお財布に厳しかったということです。

4.は摂取量が少なすぎるということです。

コラーゲンサプリメントで詳しく説明していますが、タブレットやカプセルでは、どうしても少量しか摂取できません。

5.も1.と3.と重複するようですが、1カ月位の継続では短いようで、経験上3カ月位以上継続すると「やめて初めて実感できる」場合が多いということです。

コラーゲンは「継続」と「量」

改めて、今のところコラーゲンは科学的には効果が証明されているとは言い切れない状況です。

あくまでも私の個人的な経験からの見解です。

多くの方々の生の声から、効果を実感している方は「1日約5g以上」「およそ3か月以上継続」している方が多いようです。

当サイトを運営するコラーゲン専門店シーエスストアーには、あくまでも個人の感想としてですが、コラーゲンペプチドを摂取した実感の声が多数寄せられています。

「シーエスストアー」で検索されるとトップに表示される「コラーゲン通販専門店【シーエスストアー】」を開き、トップページのグローバルメニューの「お客様の声」からご覧いただけますので、ぜひ一度のぞいてみてください。

以上、コラーゲンの効果についてでした。