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コラーゲンを摂取することで老化防止ができるの?

コラーゲンと老化防止にはどのような関係性があるの?

今回は、あなたのこんな疑問を徹底的に解説します。 

肌の衰えや関節の痛みなど、老化による体への変化は主に体内のコラーゲンの量が減ることにより起こります。

ここではコラーゲンが老化防止にどのように作用するのかなどをわかりやすく説明していきます。

コラーゲンと老化防止の関係

コラーゲンと老化防止は密接に関係しています。

コラーゲンの主な役割は弾力性の保持。

コラーゲンは体内で生成することができますが、その生産量が40歳以降激減します。

そして加齢によるコラーゲンの減少で肌にハリがなくなったり関節に痛みがでたりと、いわゆる老化の現象が起きてきます。

コラーゲンに関する更に詳しい内容はこちら

>>コラーゲンとは?

そもそも老化の原因は?

老化の代表的な3つの原因はこちら。

  1. 糖化
  2. 酸化
  3. ホルモンの減少

1.糖化とは、たんぱく質や脂質が糖質と結合する現象。

血液中にある余分な糖とコラーゲンなどのタンパク質や脂質が結びつき、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出してコラーゲンの組織である架橋形成が変形させ硬くしてしまいます。 

2.酸化とは、悪玉の酸素である活性酸素が、体の細胞を錆びつかせてしまう現象。

活性酸素は息をしている限り発生してしまいます。

抗酸化力のある酵素である程度は抑えることが可能ですが、紫外線、喫煙、食品添加物などは体内で活性酸素を生み出します。

 3.ホルモンの減少は新陳代謝を悪くさせます

体や肌を若々しく保ち新陳代謝をよくする成長ホルモンは、10代まではさかんに分泌され18歳くらいがピークで40歳を過ぎたころからホルモンの分泌量が激減します。

過激なダイエットや睡眠不足・暴飲暴食などの不規則な生活もホルモンの分泌を妨げます。

この老化の原因とされるこの3つの中で、コラーゲンと密接に関わる老化の原因の一つが「糖化」と呼ばれるものです。

コラーゲンは年齢とともに体内で生成される量が減る上、さらに糖化による変形が起これば体内のコラーゲンの量が激減。

コラーゲンの減少は骨や軟骨などにも影響あり、関節痛や骨粗鬆症といった症状も出ることがあります。

コラーゲンが老化防止に作用する理由

コラーゲンが減少すると、様々な「老化現象」が体に現れます。

現在はまだエビデンスがないという理由で「コラーゲンは老化防止の効果は認められない」とされることも多いですが、実際にはコラーゲンを摂取することで関節の痛みや、肌の改善に効果があったという声が多くありました。

実際にコラーゲンを食べることで関節痛が軽減されたり、怪我などの回復が早くなったと感じた人がいるのですが、これはコラーゲンを摂取してそのままコラーゲンとして体に補充されるという意味ではありません。

食事やサプリメントからコラーゲンを食べたとしても、直接コラーゲンの補充はできないのです。

 ではなぜコラーゲンを食べることで老化防止に効果を感じられたのか。

食べたコラーゲンは分解吸収され体内でアミノ酸になるのですが、このアミノ酸がコラーゲン生成に使われると考えられています。

コラーゲンを食べると自身の体内でのコラーゲン作るための助っ人のような働きをしてくれるとういう訳です。 

コラーゲンは病気にも効くのか

コラーゲンは病気にも効くのでしょうか。

コラーゲンは、ただ体を若く保ってくれる物質だと思われがちですが、実は体を正常な状態に保つために必要不可欠な存在です。

そのためコラーゲンが体に十分備わっていれば、病気の予防や、病気や怪我の回復を早くする効果があります。

逆にコラーゲンが不足することで、美容や健康に影響を及ぼすことにも繋がります。

コラーゲンと抗肥満

肥満の主な原因は運動不足や食べすぎによるものです。

すなわち、摂取エネルギーが消費エネルギーを超えてしまっていることが原因です。

ではどうすれば消費エネルギーを増やすことができるのか。

それは簡単、運動することです。しかしただ運動するのではなく、効率的に消費エネルギーを増やすため筋肉の増加が効果的です。 

コラーゲンを摂取することで抗肥満に対してどのような効果があるのか注目されおり、現在ではコラーゲンを摂取することで筋肉量と筋力が増加することがわかってきました。

コラーゲンを摂取を摂取すると筋肉量と筋力が増加することで、結果的に消費エネルギーを増やし太りにくくするために役立っているのです。 

コラーゲンと抗糖化

老化の大きな原因の一つとされる糖化。

糖化は、余分な糖がコラーゲンなどのタンパク質を変形させ、AGEs(エイ・ジー・イーズ)を生成させます。

AGEsは新陳代謝が低下し血行が悪くなることで、くすみ、黒ずみの原因となり、見た目の老化を目立たせてしまいます。 

しかしこの悪さをする「糖」というのは、実は血液中に入ってくる余分な糖を指します。

余分に摂らないよう糖分を控える、または野菜を先に食べるなどして糖が体に吸収しづらくすることで糖化はある程度防ぐことが可能です。

そして現在、コラーゲンを構成するいくつかの分子構造のペプチドが高血糖の抑制に利用できるのではないかと期待されており研究が続けられています。

コラーゲンペプチドが高血糖の抑制、すなわち血液中の糖を抑えることができれば、老化の原因である糖化を避けられる可能性があるとうことですね。 

血糖値とコラーゲンペプチドに関する詳しい内容はこちら

>>糖尿病とコラーゲンの関係

コラーゲンと骨粗鬆症・骨強度低下

コラーゲンは骨や軟骨などを構成しています。

骨はカルシウムでできているからコラーゲンは関係ないのでは?と思うかもしれませんが、実はコラーゲンが減ると骨はもろく壊れやすくなってしまいます。

これは鉄筋コンクリートのような関係性があり、例えるとカルシウムはコンクリートでコラーゲンは鉄筋。

硬いだけのカルシウムだけではもろく壊れやすいですが、コラーゲンの特徴でもあるしなりと弾力のある細い柱がカルシウム内に通っていたら、外部からの刺激にもとても強い骨となります。

年齢とともにコラーゲンが減少したり糖化でコラーゲンが変形してしまうと、鉄筋コンクリートの鉄筋部分が弱くなり、強度が落ちて骨折しやすくなります。これが骨粗鬆症です。

鉄筋部分が弱くなれば骨全体の強度が下がるため、カルシウムだけを摂取しても骨は強くなりません。

骨粗鬆症にならないよう骨の強度を上げるには、カルシウムの他にビタミンDを摂取したり、コラーゲンを増やす対策が有効となります。

コラーゲンと骨に関する詳しい内容はこちら

>>コラーゲンと骨の関係

コラーゲンを効率的に摂取するならコラーゲンペプチドがおすすめ

コラーゲンの摂取が、さまざまな老化防止の効果を促すことはわかってきています。

そこで効率的にコラーゲンを摂取することができるのが「コラーゲンペプチド」です。

コラーゲンペプチドとは、ゼラチンを酵素で分解し低分子化したもの。

コラーゲンペプチドは、コラーゲンの平均分子量より非常に小さくできているため水に溶けやすく冷めてもゲル化しないという特徴があります。

体への吸収性が高く加工もしやすいことからコラーゲンのサプリメントやドリンクにもこのコラーゲンペプチドが使われていますが、水に溶けやすい粉末のコラーゲンペプチドは、毎日飲むお好きなドリンクやスープに混ぜていただけます。

手軽に摂取できるので是非一度お試しください。