コラーゲンサプリメントやドリンクの市場は大変大きなものとなっており、メーカー各社は顧客獲得に力を注いでいます。
最近伸びてきたのは「コラーゲンゼリー」で、1食分が個包装されていて携帯にも便利で食べやすいところが人気のポイントだと考えられます。
そして、もう一つ大きなポイントは「美味しい」かどうかでしょう。
サプリメント市場では特に広告宣伝費を多くかけますので、顧客の継続購入がどれくらい続くかということで利益が大きく変わってきます。
ですから、「美味しい」ということが大切になるのです。
「美味しい」かどうかの要因として、コラーゲンでは「におい」が大きく関わってきます。
ドリンクやゼリーでは、いくら美味しいフレーバーを混ぜてもコラーゲン自体の独特の「におい」が強いと、最初は美味しくても「後味が不味い」となってしまい、継続が期待できなくなります。
また、タブレットやカプセルのコラーゲンサプリメントであれば、あまり「におい」は気になりませんが、粉末や顆粒ではやはり「におい」は気になります。
私が運営するコラーゲン専門店では5種類のコラーゲンペプチド粉末を取り扱っていますが、やはり「におい」が少ないかほとんどないものの方が明らかに継続率は高いのです。
豚由来と魚由来の「におい」
よく
などという説明をときどき目にします。しかし、私が10種類以上の原料コラーゲンペプチドを比較した経験から言うと逆です。
全体的には、魚由来のコラーゲンペプチドの方が「におい」は強い傾向です。
コラーゲンサプリメントやドリンクがブームになった初期には豚由来のコラーゲンペプチドが主流でした。
ですから、メーカーや消費者からの「におい」に対する要求に早くから手を打ってきたわけです。
魚由来のコラーゲンペプチドは原料としては後発のため、「におい」への対応が現在進行中という状況なのです。
コラーゲンの「におい」の原因と解決方法
そもそも、あのコラーゲン特有の「におい」の原因は何なのでしょうか?
それは、肉や魚が持つ臭い成分です。
ですから、豚由来のコラーゲンペプチドと魚由来のコラーゲンペプチドでは「におい」が違います。
豚由来は、いわゆる「獣臭」のような「におい」で、魚由来は「魚臭い」においです。
これらの「におい」の問題を解決するため、各原料メーカーは様々な手法で加工します。
例えば、濾過を繰り返したり、浸透膜を利用して脱臭したり、アルコール類を加えて加工したり、またイオンを利用して濾過したりと様々な工夫をしています。
その結果、ここ最近の新しい原料コラーゲンペプチドでは魚由来でも「におい」の少ないものが増えてきました。
ただ、「におい」の少ない原料コラーゲンペプチドの方が価格は高くなっています。
コラーゲンが美容と健康に役立つには「1日5g以上の継続」が大切です。
したがって、「飲みやすさ=においが少ない」と「低価格」がポイントでしょう。
その点から考えると、「におい」がほとんどないコラーゲン粉末がおすすめですね。
探せば、においがほとんどないコラーゲン粉末はあるのですが、通販であれ実店舗であれ、開けてにおいを確認することはできませんよね。
たまたま購入したコラーゲン粉末のにおいが気になるようでしたら、溶かす飲みものを工夫しましょう。
まず、おすすめはコーヒーです。
しかし、においが強い場合は気になることもあります。
次におすすめは、味噌汁ですね。
特に、魚由来で少しにおいが強いものでも、味噌汁だと気になりません。
ビタミン系のソフトドリンクでも、コラーゲンのにおいを上手くマスキングするものもありますから、色々と試してみてくださいね。
ちなみに、長年コラーゲンに携わってきた中で最も溶けやすくにおいもクセもなく低価格なのは、コラーゲン専門店シーエスストアーの「豚皮由来コラーゲンペプチド(ドイツ生産)」です。
最高のコスパを、ぜひ一度お試しください。