
当サイト「コラーゲン Labo.com」は、コラーゲン専門店シーエスストアーが情報サイトとして運営していますが、ショップではお客様から様々なご質問があります。
その中で多い質問のひとつが「コラーゲンは1日どれくらい摂ればいいの?」というもので、 と答えるわけですが、
その流れでよく「コラーゲンを取りすぎても大丈夫?」と質問されます。
結論から言いますと、健康であればコラーゲンは、取りすぎても大丈夫です。
コラーゲンの摂り方によって違う?
コラーゲンを摂るためには、
のかそれとも のかになりまが、ショップでの質問の場合はサプリメントでのコラーゲンの摂り過ぎについてです。しかし、一般的には食事でのコラーゲンの摂り過ぎについても大丈夫なのかという疑問を持つ方もおられるでしょうね。
そもそもコラーゲンは肉や魚に含まれるタンパク質の一種ですから、大昔から食べ続けているわけで食経験の長~い栄養素です。
ですから、少々摂りすぎても健康にはまず問題はありません。
このように、基本的には健康であればコラーゲンは摂りすぎても大丈夫なのですが、食事にせよサプリメントにせよ、それぞれに注意点や例外がありますので、解説していきます。
サプリメントでのコラーゲン摂取

コラーゲンに限らず、サプリメント全般に機能性を示唆するものが増えてきており、また形状も薬のように見えるものが多くありますから「摂りすぎても大丈夫?」と、ついつい考えてしまいます。
しかし、サプリメントの原料として長く流通しているものは、あくまでも食品ですから、よほどの量でない限り健康に問題はありません。
ただ、ときどき新しいサプリメント成分で、摂りすぎによる健康リスクが後からわかる場合もありますので、注意は必要です。
コラーゲンに関しては、前記のように食経験の非常に長い栄養素ですから、摂りすぎても問題はありません。
しかし、サプリメントにコラーゲンとして使用されているのは、ゼラチンを低分子化したコラーゲンペプチドです。
低分子化していますから、日ごろ食事から摂取しているものとは性質が違うのではないか?と思われるかもしれませんが、肉や魚を料理したものを食べても消化されて低分子化されたものを吸収していますから、基本的に同じなんです。
ただ、サプリメントですと効率よくコラーゲンペプチドが吸収されますから、5gとか10gという少量となっています。
また、サプリメント原料では一度に大量に摂取した場合や多量を長期間摂取した場合の試験を行っているものが多く、コラーゲンペプチドでも各社行っています。
いくつかのメーカーの数値を確認しましたが、その量は体重1kgあたり数百gとなっており、人に換算すればコラーゲンペプチドを一度に10kg以上食べると危険ということです。
コラーゲンサプリメントは添加成分に注意!
コラーゲン(コラーゲンペプチド)を配合したサプリメントには、粉末や顆粒、タブレットやカプセルだけでなくドリンクやゼリーなどがあります。

ドリンクやゼリーは、その味や付加成分を差別化する必要性が大きく、味を決めるフレーバーや美容成分などに注意が必要です。
特にカロリーを低く抑えて美味しくするためには、どうしても人工甘味料や香料を使わざるを得なくなるのです。
もちろん、国内で流通している人工甘味料や香料は安全が確認されていますが、ものによると国外では一定量以上長期継続すると健康リスクがあるとされているものもあります。
具体的には、国内で認められているものですから例示はいたしませんが、ぜひご自身で調べてみてください。
よくコラーゲンサプリメントやドリンクでニキビや吹き出物が出たなどという声がありますが、原因はコラーゲンではなく添加成分の可能性が大きいと考えられます。
コラーゲンは摂りすぎても大丈夫ですが、添加成分の多いサプリメントには注意が必要ですね。
食事でのコラーゲン摂取

日本人は、平均で1日1.9g(1,900㎎)のコラーゲン(ゼラチン)を食事から摂取しています。
ですから、美容や健康サポートには1日5g~10gのコラーゲンをサプリメントで摂取しましょうと言われているわけです。
しかし、食事からでも意識すれば1日5gプラスでコラーゲンを摂取することはできます。
例えば、フカヒレを100g食べれば、それだけで10g近いコラーゲンを摂取できます。

また、ホルモン鍋をたっぷり食べたり、牛筋煮込みにサンマを1匹と鶏手羽先を2~3個といった食事をすれば、充分5gは摂取できています。
ただ、おわかりのようにお財布にもカロリー摂取にも厳しいですよね。
こちらの「食材中のコラーゲン量」に一覧表がありますので、食事でのコラーゲン摂取を意識したい方は参考にしてください。
アレルギーとタンパク質制限
コラーゲン摂取について例外があります。
それは、ゼラチンやタンパク質アレルギーの方と、腎臓疾患などのようにタンパク質の摂取制限が必要な方です。
ゼラチンにアレルギーがある方の多くは、コラーゲンサプリメントを摂取するとアレルギーを発症することは認識されており、手を出されないでしょう。
しかし、タンパク質全般にアレルギーのある方でもコラーゲンペプチドがタンパク質だとわからずに食べてアレルギーが発症して慌てる方がたまにおられます。
コラーゲンはタンパク質ですから、タンパク質アレルギーの方は摂取してはダメです。
また、腎臓疾患などのようにタンパク質の摂取制限が必要な方もコラーゲンサプリメントもタンパク質に加算して摂取してください。
以上、コラーゲンの取りすぎについてでした。