ヤマトからゆうびんへ

長いお付き合いでしたが、こちらも商売ですから苦渋の決断をしました。

そうです。

ヤマトからゆうびんへ

当社が運営するコラーゲン専門店シーエスストアーの利用する運送会社をヤマト運輸から日本郵便に替えました。

今年2014年4月からヤマト運輸の運賃が実質大幅な値上げとなりました。

その内容は、これまでは「法人契約」として各社との個別の契約で一般のサイズや運賃とは別の料金体系となっていたところを、法人契約も全て一般のサイズと運賃を適用するというものです。

具体的には、当社のある関東から本州全域と四国までがサイズに関係なく525円(以下2014年3月までの税込)で、北海道・九州が735円、沖縄が1,050円だったところ、60サイズのみで、東北から北陸・中部までが756円(以下、現在の税込)、関西と東北の一部は864円、中国が972円、四国が1,080円、九州・北海道が1,188円、沖縄は1,296円と、一般の金額となり、サイズも毎回計測することとなりました。

約40%~50%以上の値上げなんです。

80サイズは、さらに216円アップ、100サイズは、またさらに216円アップです・・・

卸部門で、毎月大阪に商品を送っていたものは120サイズで、525円から1,512円になっていました。

・・・ほぼ3倍です。

では、これをお客様に転化できるのか?

これまでは、1個の場合メール便で160円のご負担をお願いし、通常配達では購入額が5,000円未満の場合、全国一律500円のご負担をお願いしていました。

コラーゲン専門店シーエスストアーでの商品単価は1,110円~2,980円です。

お客様にこれ以上の負担をお願いしたら、売上が激減することは確実と考えました。

そこで、日本郵便となったわけです。

こちらは個別契約ですから、あまり具体的には書けませんが、「ゆうパック」「レターパックプラス」「定型外郵便」「ゆうパケット」などを地域と数量に応じて細かく分けて対応すると、通常配達は全国一律500円から540円、メール便は160円のまま据え置きで対応できることになりました。

もちろん、メール便以外は代金引換にも対応し、メール便も含め全てが追跡対応が可能です。

しかし、今考えても不思議でなりません。

なぜ、ヤマト運輸はここまでも大雑把な料金改定をしたのでしょうか?

一般個人では、プリペイドカードで支払うと15%引きなのに法人契約にはありません。

日本の流通を担う大手が行う施策としては、あまりにも拙速で気遣いのかけらもないと感じています。

「荷物が激減している・・・」

ヤマトの担当者が言っていた言葉です。

では、また^^